調湿内装材・漆喰
高温多湿な日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。梅雨明けしたところもあるみたいですが、少しで
も快適に、健やかに過ごせるように調湿機能があるといわれております「漆喰」はいかがでしょうか。
いろんな内装材、例えばクロス、タイルなどがありますが、今回は「漆喰」にフォーカスしてまいります。よろし
くお願いします。
漆喰は、瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに使われる水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建
材であると、ウィキペディアに書いてありました。
いいな、と思うところは、
①仕上げのパターンや色がいろいろあって、好みの表情をつくりだせる。こてで仕上げることで表情に陰影が出て
空間に豊かさを与えてくれる。
②結露やカビの発生をおさえ、消臭する効果もある。さらにシックハウスの原因といわれる化学物質ホルムアルデ
ヒトを吸着・分解する効果もあるといわれています。
③不燃素材である。
④調湿機能がある。
しかし、
土壁の上に漆喰を塗るならともかく、厚み数ミリ塗っただけでは、上記の効果は得られないという意見もありまし
て、私も意匠性は別にして、調湿や消臭効果はあまり期待できないだろうと思っていました。
けれども、
実際に自分でトイレの天井と壁に漆喰を塗って、約9か月過ごしてみると・・・・・
なんということでしょう。効果は絶大であったのです。測定機器を使用して具体的な数値を出したわけではないの
ですが、あきらかに体感できるほどの効果が感じられます。特に時々、下水の特有のにおいがあがってきていたよ
うな時があったのですが、漆喰を塗ってからはございません。また、トイレに入る時に廊下より室温が低く感じる
ことができるのです。
調湿などのいろんな機能性に加え、空間の雰囲気も演出するおしゃれで健康的な漆喰。新築やリフォームで選んで
みてはどうでしょうか。
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