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2018-07-22

茶室学

暑さ厳しき折、皆様、お変わりございませんでしょうか。40度を超える地域もあるみたいですので、お体にはく

れぐれもお気をつけください。

さて、冷房できんきんに冷やした部屋で「茶室学」という本を読み終えましたので、紹介させてください。よろし

くお願いします。

著者は、長野の茅野市ご出身の藤森照信先生です。建築史家で、建築家でもある、いつもにこやかにされてみえる

私の大好きで、尊敬する先生であります。

藤森建築と呼ばれる上記の写真のような茶室だったり、住宅、美術館などを手掛けられてみえて、独創的でユニー

クな作品は国内だけでなく、世界中で高い評価を受けています。

この本を手にしたのは、藤森先生が書かれてみえたのと、茶室にはいろんな謎や知らないことがたくさんあったか

らです。

たとえば、躙り口と呼ばれる狭い入口だったり、二畳にこだわる理由だったり、そもそもいつから茶室がつくられ

るようになったのか、誰がつくりはじめたのか、など前から気になっていたことがあったからです。

この「茶室学」には、茶室だけでなく、お茶の文化の歴史や日本の住居の歴史がとりあげられていたり、明治以降

に登場する建築家の茶室や戦後の茶室の紹介が詳細にとりあげられていました。また、おなじみの織田信長や豊臣

秀吉、千利休も登場するので、歴史好きな私にはとても興味をもって読み進めることができました。

藤森先生が千利休や茶人の考えを忖度し、推測して書かれているところや、千利休のマニアックな考えなど、かな

り難しい箇所もありましたが、藤森先生の体験談としてのイギリス・アフタヌーンティー、台湾・中国の茶文化、

ジョンレノンとオノヨーコの幻の茶室(パースあり)の記述もまた、楽しく読み進めることができました。

まだまだ茶室に対する謎は本を読み終えても残っていますが、おおかたの謎は解消することができ、本を読み終わ

った独特の爽快感を感じて、満足感にひたっております。もうちょっと涼しくなったら、茶室にいってみようと思

います。ありがとうございました。

 

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