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2019-02-03

越前敦賀の民家

いつも大変お世話になっております。インフルエンザが今年も猛威をふるっておりますので、くれぐれもお気をつけください。

さて、今回は越前敦賀の民家をとりあげます。

茅葺き入母屋屋根が特色の民家。この地域は、冬寒く、雪がよくふるので、民家の屋根がとがっています。屋根のうえにつもった雪が、自然にすべり落ちやすくするためです。

雪がつもると、とても重くて、家がおしつぶされることもあるからです。家の中の柱や梁も、太くて大きい木でつくられています。

馬小屋。玄関から入って、手前の右側に馬小屋があります。ここでは、130年ぐらい前まで、馬が飼われていました。冬の間、家族とおなじ暖かい家の中で育てられました。むかしは、馬は荷物を背負って道を行き来するのに役立ちました。

台所。玄関からむかって左手前の部屋(台所)には、囲炉裏とかまどがつくられています。台所がほかの部屋より一段低くなっているのは、もともと土間だったからだと言われています。

むかしは、地面の上にムシロ(ワラでつくった敷物)を敷いて使っていたそうです。地面に囲炉裏がつくられていて、そこで木を燃やすと地面に熱が伝わって、寒い時でも暖かく暮らせたそうです。

蚕棚。大正から昭和初期にかけて、比較的裕福な家では養蚕がさかんに行われていました。春から夏にかけて蚕を飼い、絹糸をつくりました。この家では、天井から棚を吊るして蚕を育てていたそうです。

福井県の西がわから滋賀県の琵琶湖の北がわの地域には、この民家のような家がたくさんのこっているところもあるみたいです。

まとめ。茅葺き入母屋屋根が独特の外観で、民家がその土地固有の風土・習慣から生まれる様式を色濃く残しています。そこには、土地の自然を活かし、調和しながら生活を営んでいた人々の知恵が随所にうかがえます。

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